Inicio2          テニス・アルヘンティーノ、アルゼンチン軍団の行方  (5/8)       マウリシオN氏
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   <四大大会の開催時期とコートサーフェス>


大会名


開催時期


コートサーフェス


全豪選手権
Australian
Open



1月


ハードカーペット


全仏選手権
French Open


5-6月


赤土


全英選手権
Wimbledon


6-7月



全米選手権
U.S. Open


9月


ハードカーペット

   そして最近出てきたアルゼンチン・テニスの大型選手が、ダビッド・ナルバンディアンです。仲間内からRey Davidダビデ゙
王とあだ名されているナルバンディアンは、コルドバ州Unquilloの自宅にアルメニア 人の祖父が作ったセメントのテニス・コ
ートがあり、家族ぐるみでテニスに親しみながら育ったそうです。ジュニア時代には1998年 の全米オープン 男子ジュニア
部門で優勝があり、決勝で同年度のウィンブルドン 男子ジュニア部門優勝者ロジャー・フェデラー を 6-3, 7-5 で破り優勝
しました。2000年 に18歳でプロ転向。2002年 のウィンブルドン で、大会初出場の第28シードながら初の決勝進出を果た
しました。そこで第1シードのレイトン・ヒューイット に 1-6, 3-6, 2-6 のストレートで完敗しましたが、ウィンブルドン初出場選
手の決勝進出は1968年のオープン化(プロ選手解禁措置)以後では初の快挙です。
   ナルバンディアンの特徴はフェデラーと同じく、どこにも欠点がないからことです。サービスも強く、ストロークも頑強。ボレ
ーも巧みで、サーフェスを問わず活躍しています。精神的にもタフで、非常に我慢強いという具合で、彼を相手に戦う選手
は、戦う前から何となく嫌なイメージを持ってコートに入らなければならないという種類の選手だそうです。  また、我々日本
人には嬉しいことにYONEXという日本メーカーのラケット愛用者ということも挙げられます。
   ナルバンディアン選手のもうひとつの特徴は、玉足の速いセメントのテニス・コートで育った後に国内ジュニア選手権の
赤土に馴染んだおかげでコンパクトなスイングが身に付き、コートのサーフェスに関係なく成績が安定している、ということ
が挙げられます。                                                         (次頁へ)