| た。バスはまた90km/hぐらいの速さで快調にとばします。それが20分、30分くらい続きます。そ |
| の区間が終わると、また未舗装の土の道路に戻って走ります。 |
私達のミニバスが快適に走っている時に、すぐ横の未舗装道路を走っていく車が何台かありま |
| した。ライトが見え隠れするのでそれと分かります。向こうの車からも私達のミニバスのライトが見 |
| え、舗装区間を快適に走っていることが分かるのでしょうが、舗装区間への進入路の位置を知らな |
| ければ、どうしようもないのです。こういうことに苦情を言わないのが、この国の民?それとも民が苦 |
| 情を言っても、この国の役人は適切に対応しないという事なのでしょうか。後に人々の話を総合する |
| と、どうやら後者の可能性の方が遥かに大きいようでした。 3箇所くらいの舗装区間を縫い、残りは |
| 穴あき道路を揺られながら、「もう、限界!」と舌を出したくなった午後10時過ぎ、バスは黄色い街灯 |
| が明るく輝く町に入って行きました。目的地のフアレスの町にやっと到着したのです。こんな時間で |
| もこちらの人々にとってはまだ宵の口。家の外で夕食を採っている家が何軒もあります。ミニバス |
| は、”Door-to-Door”サービスで、乗客を家の前などに降ろしながら町中を進みます。私達の泊まる |
| ホテルの前に来ました。ここでちょっとトラブルです。よろよろバスを下りた私達を、バスの運転手は |
| 後ろのほうに連れて行きました。料金の支払いです。ところが、乗車前にバス会社から聞いた運賃 |
| より4ペソ上乗せした額を私達に請求したのです。500キロ(日本なら東京−大阪間?)走って40 |
| ペソ(約1600円)は安いのですが、外国人だからと1割も高い料金を請求されるのは気分的におも |